こんにちは。
はとぶーです。
みなさんは趣味や生きがいはありますか?
ぶっちゃけ、私は特にないです。
でも、それはあまりよくないなと思ったので、この寒空の下キャンプに行ってこようかと思いました。
しかし冬キャンプは寒い分、テントとかシュラフなどの装備を整える必要があり、「何となくやってみるか!」の私にはそこまでの装備を整える気がないのも事実。
なので、テントやシュラフの必要がない、デイキャンプ(日帰りキャンプ)に一人で行ってきました。
今回はキャンプ初心者の私が、ソロでデイキャンプを楽しめるのか?といった記事です。
ソロデイキャンプとは
「一人」で「日帰り」でキャンプをしに行くことです。
え、寂しい?友達おらんのか?だって?
うるさいわい。
ここで、そもそもキャンプってなに?
といった疑問が浮かびますが、大自然の中に拠点を構えて過ごしていればキャンプなのではないでしょうか。
あと、火も欲しいですね。
というわけで、拠点と火が必要になってきます。
で、私はこうしました。
拠点なんて座る場所があればそこが拠点なんですよ。
というわけで、100均でおしりに敷くマットと携帯ガスコンロだけ持っていきました。
携帯コンロを用意した理由は、直火禁止とかも多いですし、火おこしも時間がかかってしまいますからね。
その点ガスならどこでもボンベを買えますし、火を起こすのも楽チンですね。
こちらを購入して持っていきました。

ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310 シルバー
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※基本的にはボンベも同じメーカのものを買いましょう。
それでも、かまどと炭を用意しているのは、炭が落ちていたからです。
この場所は直火OKなのですが、炭の放置はよくありません。
というのも、炭は自然に還らないからです。
なので、たき火をしたかった欲求もありますが、炭を灰にする意味も込めてかまどを作成しました。
これでソロデイキャンプの準備は整いました。
ソロデイキャンプでは何をして過ごすのか
何をしても自由ですが、せっかくなので普段できないことをしたいですよね。
というわけで、そのとき私が思いついたことをやってきました。
真冬にたき火を感じる
2019/2/9に行ってきたのですが、本日の北海道は-10℃、東京も0℃だそうです。
私は近畿にいるので、北海道などと比較すると大したことありませんでしたが、寒いことは寒いです。
そんな中でのたき火。
絶対に気持ちいいに決まっているじゃないですか。
露天風呂をイメージいていただけると良いかと思います。
というわけで、頑張ってたき火をやってみました。
ステップ①:木を集める。
まずは木を集めました。
すぐ横が竹林ということもあり、竹が多く集まりました。
そんな長くたき火をするつもりもないので、とりあえず燃料はこのくらいでいいでしょう。(まあ初心者で、どれだけ持つのかわからないですが。)
ガスコンロの力も借りる予定なので、火口(種火用のわらみたいなもの)は集めませんでした。
ガスの力で一瞬で燃え尽きてしまいますからね。
とはいえ、フェザースティックという存在は知っていまして、人生初のフェザースティック作りをしてみました。
ステップ②:人生で初めてフェザースティックを作ってみた
まず、フェザースティックについてですが、手元に薪しかない場合に、火おこしをしやすくするためのアイテムになります。
これが模範的なフェザースティックですね。
このように、スティックにたくさんの、さかむけ?を作る必要があります。
このさかむけは火が付きやすい状態ですので、薪と火種でたき火を作れるというわけです。

Bush Craft(ブッシュクラフト) フェザースティックお試しセット 28130
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もちろん、キャンプ初心者の私は薪なんて持っていないので、その辺に落ちていた木でフェザースティックなるものを作れるかやってみました。
結果がこちらです。
うん。無理。(´・ω・`)
まず、木がすごく堅い。
下手なフェザーの理由は、木のチョイスを誤ったのが原因だと思っています。
あと、画像ではわかりにくいですが、この木すごい細いです。
なので、さかむけを作るのを欲張ると、削り落としてしまいます。
というわけで、これを一本作成?し、人生初のフェザーステック作りは終了しました。
ちなみに、このとき使っていたナイフはモーラナイフというものを使用しました。
アウトドアをやっている人の多くが使っています。(たぶん)
実際よく切れますし、アマゾンのレビューも高評価なので、初心者には間違いないと思います。
ステップ③:さぁ、火に当たろう!
フェザースティック作りは失敗しましたが、私にはチートアイテム”ガスコンロ”がありますので、さっさと火を起こしてしまいましょう。
まず、集めてきた竹を割って、ボンベの火にあて、燃やします。
それをかまどに立てていくと・・・
すっごいあったかい。(*'ω'*)
コンロの火なんて比べ物にならないくらいの暖かさです。
これを見れた・体感できただけでも、来た甲斐がありましたね。
でも実は、結構苦労しました。
煙は目に染みるし、たき火はすぐに消えるし・・・
コンロがあるので、「こんなん誰でもできるに決まってる!」と思い込んでいた自分を殴り飛ばしたいですね。
初のソロたき火で得た知識
とにかく、今回のたき火で得た知識は
- コンロがあってもたき火を維持するのは難しい
- 竹は燃えやすい
- 燃料は立てるとよく燃える
- たまに吹く風で火力UPされたので、酸素の供給を考えるべき
こんなもんでしょうか。
やらないとわからないことだらけです。
どんどん学んでいければなと思います。
食べられるものを探してみる
大自然の中で食べるご飯はおいしいですよね!
しかし、今回はなにも食材を持っていません。
ならば、現地調達しかありません。
今回は、目の前に緑と小川がありますので、この周辺で食べ物を探してみることにしました。
とりあえず、小川周辺を散策
→何も発見できず。
緑の部分を散策。
→スイバ?とチシマザサ(ネマガリタケ)?を発見!
スイバ?の発見
スイバらしきものを発見しました。
スイバと思った理由は、
- 紫色の葉っぱなら、ギシギシかスイバやろ!
- 葉っぱの下側に、角があるやん!
つまりスイバである。
Q.E.D.
まあ、もちろん食べませんでした。
種の特定の際に、2種類しか選択肢に入れていない時点で間違っているので。
むやみに手を出さないことが長生きの秘訣です。
結局断定はできなかったので、もしわかる方がいらっしゃいましたら教えていただきたいです。
チシマザサ(ネマガリタケ)?の発見
お次の発見は、チシマザサ(ネマガリタケ)?の発見です。
で、図巻でチシマザサを調べると、
採取期:5~6月
タケノコが顔を出したくらいの時期に採取する。
まだ、2月なんですが・・・
はい。終了。
撤収の準備
そうこうしているうちに、時刻は16:30。
夕飯もありますし、そろそろ帰るとしましょう。
たき火で使っていた炭が燃え残ってしまいました。
炭は自然には還らないので、燃えるゴミとして持ち帰って処分しましょう。
炭をビニールに入れる前に、水を周辺にかけましょうね。
火災防止にもなりますし、自分もやけどをせずに済みます。
撤収準備が完了したので、撤収します。
今回持っていった道具
最後に初めてのソロデイキャンプに持っていったものを紹介したいと思います。
SOTO レギュレーターストーブ(携帯型カセットコンロ)

ソト(SOTO) レギュレーターストーブ【ガスボンベ1本/点火アシストレバー付きお買い得スタートセット】 ST-310/ST-700/ST-3104
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とりあえず、火が確実に手に入るので持っておいて損はないと思います。
震災時にも活躍すると思います。
ガスボンベの消費量は付けたり消したりしていましたが、2時間で1/3くらいでした。
あと、足が熱くなり、やけどの危険があることと、点火時に押すボタンが押しにくいということがレビューで書かれています。
本当にその通りなので、対策しておいた方が良いです。(そういう商品が売っています。)
モーラ・ナイフ
汎用性抜群のナイフです。
私は魚釣りをするので持っていました。
アウトドアをはじめようかな?という方におすすめの一品です。
軍手
アウトドアで軍手は必須でしょう。
私は、手のひらが滑り止めでおおわれているものを持っていきました。
というのも、普通の軍手だと結構隙間が空いていますよね。
そこから、汚れは入ってきますし、木くずなどで手をケガする恐れもあります。
一方こういった軍手だと、汚れも木くずも侵入できないのでお勧めです。
図鑑
山菜図鑑
この本は、「山」とか「海辺」といったフィールドごとに取れる山菜が掲載されています。
初心者は、特徴による絞り込みが難しいので、初心者にはフィールドごとに分けられた図巻の方がおススメできるかと思います。
きのこ図鑑
一方で、こちらの図鑑は、特徴や科ごとで分けられています。
初心者には、見つけたキノコが何科なのかまったくわからないので、探すときは結構苦労します。
まあ、このときはタマゴタケさえわかればよかったんで。
飲み物
これもマストアイテムです。
まあ、スーパーやコンビニで買っていって持っていきましょう。
おしりに敷くマット

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプマット 1人用 レジャーシート EVA フォーム マット シングル 56×182cm M-3318
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アマゾンのリンクでは2,000円のものを持ってきましたが、100均で売っています。
現地に到着する前に、ダ〇ソーで、お茶とマット、お菓子を買っていきました。
最後に
正直やるまでが結構億劫でした。
特に今は冬ですし、外に出たくないですよ。
しかも、ソロですよ。
でも、実際にやってみたら、たき火一つで盛り上がっていました。
必死で火を守っていました。
今回は本当にそれだけしかやっていなかったのですが、気がついたら帰宅の時間になっていました。
それだけ熱中していました。
今なら自信を持って言えます。
「ソロデイキャンプはいいぞ!
とりあえず1回は行っておけ。」
とね。
まだ行くか迷っているだって?
今回私は、オフシーズンの真冬にソロデイキャンプに行ってきたわけですが、絶対に冬に行くべきと思いましたね。
そう思った理由をまた記事にしたいと思います。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
追記
ソロデイキャンプの翌日は無事に筋肉痛になりました。
翌日も休日の時に行くのがベストです。