この記事のまとめ
・自動売買はIFDOCO注文の繰り返し
・ぶっちゃけ仕組みを知らなくても自動取引はできるが、理解しておいた方が無難
こんにちは。
はとぶーです。
前回は副業の一つとして、FXが妥当かどうかをお話しました。
今回は私の使っているアイネット証券(ループイフダン)や外為オンライン(iサイクル注文)、マネースクエア(トラリピ)の自動売買の仕組みについてお話したいと思います。
FXの注文方法 ~IFDとOCOとIFDOCO~
一般的に売買で儲ける仕組みは、安く買って高く売ることです。
せどりと呼ばれる副業はこれですね。
FXの場合も基本的には同じで、ドルが80円のときに1ドル買い、100円になった時に売れば20円の利益になります。
もちろん80円になった時に買う操作をし、100円になったら売る操作をすればいいのですが、面倒ですよね。(指値注文)
まず2回もログインして操作しなければならないし、為替相場は変動するので張り付いておかなければなりません。
そこで先に〇〇円のときに買い、〇〇円になったら売るという注文を出すことができます。
こうすれば一度の操作で売買の指示ができ、あとはその価格になるのを待つだけです。
IFD注文
このように〇〇円のときに買い、〇〇円になったら売るという注文のことを
IFD注文といいます。
英語のIf(もし~ならば)Done(実行する)だったはずです。
つまり
もし80円で米ドルを買えたら、100円で売る注文を実行する
となります。
OCO注文
OCO注文と呼ばれるものがあります。
これは2つの注文を出し、一方の注文が実行されるともう一方の注文は取り消されます。
例えば、80円で買ったドルが90円になりました。
利益は確定したいけどもっと伸びるかも?
という心理のときに使います。
一方の売却値段を95円にして
もう一方の売却値段を85円にすると
現在の価格から上がったらより大きな利益を得られるし、
下がっても5円分の利益は確定できます。
実際こういう場面は多いですので覚えておくと便利です。
IFDOCO注文
最後はIFDOCO注文です。
名前の通りIFD注文とOCO注文の合体版です。
この注文の一般的な使い方は利益確定と損切りの注文を同時に行います。
もし1ドル80円で買えたなら、
注文①100円で売却の注文を実行。と同時に
注文②70円になっても売却の注文を実行
このような感じで使います。
自動売買について
基本的にIFDOCO注文をユーザーが設定した値幅内で繰り返します。
会社によって想定変動幅とかレンジ幅とかいわれるやつです。
(自動売買の設定を行う際、下値から上値の幅を入力する必要があります。)
例えば、「米ドル円で80円から100円まで10円ごとに買い注文を行う」とします。
そして現在の米ドル円が95円とします。
まあこんな感じですね。
80円から100円まで10円ごとに買いなので、80円、90円、100円になった時に1ドルを自動で買います。IFD注文のところですね。(もし80、90,100円になったら買う)
今回はいったん90円になり100円になったとしましょう。
この場合90円になった時に1ドルを買います。つまりIFの部分が成立します。
そこでOCO注文がかけられます。
注文①100円で売却
注文②70円で売却
こんな具合にです。
これらの注文は設定した値幅によって変わります。
そして今回は100円を突破したので注文①が成立します。
それと同時に、100円になった際にもIFDOCO注文が成立します。
つまり
注文①110円で売却
注文②80円で売却
このような注文が成立するまで残ります。
ちなみに、100円を突破せずに95円あたりをうろついていたら、買った1ドルはずっと売却されません。
80円まで下がると、また新しくドルを買ってしまうので、2ドル 保有することになります。
このように保有するドルがどんどん増えるのでレバレッジも高くなるわけです。
まとめ
まあわからなくても自動売買を設定する際に、値幅さえ入れれば注文できます。
ただ、手持ちの資金が少ない場合は手動になりますので、IFD注文とOCO注文を理解する必要が出てきます。
この辺の説明は各FX会社でもしているのでそちらを見た方がいいかもしれないですね。
次回は私の実践している値幅についてお話したいと思います。
それでは。